(予告)林道走り＋低山ハイキングシリーズ
津市美杉町竹原 君ヶ野ダムから漆集落へ→高所(たかんしょ)山(登頂未遂)→比津集落ヘ
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(1)この前高束山に登った時に、谷を隔てた隣の山のこちらより高い所まで林道が続いているのが見えた。あの道はいったいどこまで続いているのだろう。幼少時、今は亡き祖父が言っていた。「あの坂を登って登った果てに人の住む村がある」祖父は戦後の物資難の頃、山間の集落と街の間を自転車に荷箱をつけて行商していた事があって何度か行ったことがあるという。
今それを思い出し、自力で行ってみる。本当に険しい道、車だからなんとか行けましたが自転車や徒歩なんて無理無理 !
(2)住んでる人には申し訳ありませんが漆(うるし)という字名をまず聞かない。漆の木から原料漆を採取する人達だったのでしょうか ?
どの道から行ってもなかなか行けない限界集落、隠れ里とはこういう所ではなかろうか ?
しかしゴルフ通の人は知っている。この集落に「美杉ゴルフクラブ」があるから。よくこんな山奥に造ったと、そこへ行くにはもっぱら比津からの道を使うので若干そちらの道は広いけれど、それでも覚悟して行っていると…
そしてもう一つの目的が高所(たかんしょ)山登山、名前の響きがもう厳か。修験道の信仰の山です。
林道ウルシ線入口から分岐、未舗装のガタガタ道を暫く走る。
車輪が空転 ! 深い轍にはまりました。暫く頑張りましたが前進を諦めバックで脱出。土質が見慣れないサラサラしたものでした。
林道の残りを歩いてピークヘ、なんと林業の人々が働いていてびっくり。山の片斜面が広く伐採され見晴らしが良くなっています。
しかしここは高所山山頂では無いようです。グーグルマップは山頂表示が出ないのでわかりづらい。
(3)地理院ベースのアプリで確認、林道からチェーンが張られた廃林道に入って更に奥に暫く行くようです。実際は方角も少し歩かないと精度が出ないので行ったり来たり。
廃林道には多数倒木が横たわり、石ゴロゴロで歩きにくい。ようやくここか ? と思う尖ったピークに登ったらまだ一つ手前でした。真の山頂は谷を挟んで目と鼻の先、でも時間がやばくなってきたんで諦めて帰ります。
車のトラブルや途中の迷走が無ければ行けたかもですが、またの宿題、あととても寒くなっていたので暖かい時期にするかも。
(4)漆集落、電波があるかと思いましたが集落内では繋がらなかった。美杉ゴルフクラブ入口で掴めました。流石です。電波が無いとグーグルナビが使えません。
(5)ここから南ヘ、先日行った椎の木樹叢の東平寺がある比津集落ヘ向かいます。点と点が繋がる感じ。比津迄出れば家へのルートがわかります。
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