centropygeflavissima's blog

ラインブログ閉鎖につき移転先の1つ  三重県の真ん中辺りで活動中。身近な訪問先や四季の風物を撮影し発信します

古里散策+お花見(桜)+参拝シリーズ 津市美杉町三多気 (スライドショー、無音) 2019年4月17日

       tube に動画を上げました。
 昔から知られた名所「三多気の桜」、伊勢本街道から脇に入って「大洞山」中腹の「真福院」に登る参道沿いに、各地からお参りする人が桜を寄進していって桜並木になっていったもの。下段駐車場付近はソメイヨシノ、枝垂れ桜等、一般の人はそこまででも満足。更に急坂を登り最上段の山桜付近がよく写真に撮られる場所ですが、木が老齢化して咲き出すのが遅く散るのも早い難しいタイミング。昨年の台風で大枝が折れたり伐採されたりと、保全に寄付を募っております。
 今年は三度通ってしまいました。一度目は4月13日 桜祭りで大賑わい、麓の桜は満開でしたが最上段は2分位、少し不満。二度目は4月17日 開花状態は一番良かったけれど雨、少し不満。三度目は4月20日、たった3日で早くも散り始め、やっぱり難しい。
 今回紹介するのは4月17日雨の日、雨だけれど、雨ならでは、雨の日にしか見られない景色もあります。
1 「真福院」から更に登って「藤堂池」と山桜 江戸時代に藤堂藩主導で造営された歴史のある溜池
2〜7 「真福院」お寺ですが石段下には鳥居がある、神仏習合の名残があり修験道の影響が大きい。鳥居から石段を登っていくと途中に巨大な夫婦杉、これも天然の鳥居のよう。その隣に天然記念物の欅の巨樹。石段登り切ると赤い山門、境内入って右手に不動堂、境内から更に石段が続き本尊は石段最上段の蔵王権現、石段途中に弘法大師
 境内の山桜、石段下の三葉躑躅、庫裏前の枝垂れ桜
8〜10 「真福院」庫裏前から俯瞰する「三多気の桜」右手前に駐車場が見えますがこれは「真福院」に参拝する障害者用の駐車場です。桜開花期間中は昔からの参道は地元住民以外車通行禁止となり、この駐車場も使用禁止となります。撮影の為にここ迄車で登ってくるDQNがいますが良くないことです。
11〜17 「真福院」から下り障害者用駐車場〜一段下の休耕田だったカメラ撮影用ひな壇ヘ、地元の方のご厚意で開放されているものです。
18〜24 もう一段降りる。賞を取ったような写真は恐らくこの辺りから撮られている。誰が撮ってもそうなる訳では無いけれど。
25〜29 もう一段降りる。桜、水面との距離は近くワイドアングル向けの位置。水田の水はまだ田植えの時期では無いけれど見栄えの良くなるように地元の方のご厚意で注がれているものです。水田の畦には入ってはいけません。
30、31 参道から水田に掛かる山桜
32〜35 茅葺き屋根の家と山桜、こちらは文化財指定されている「田中邸家屋」です。もう葺き替え時期なのですが県からの補助金だけではお金が足りません。周りにも何軒か[元]茅葺き屋根の家がありますが葺き替え出来なくて波板で覆って凌いでいる現状です。
36〜39 水田対岸から見上げる「田中邸家屋」と参道の山桜 
40、41 水田に掛かる山桜
今回はここまで 晴れた日の分も後に出します。