centropygeflavissima's blog

ラインブログ閉鎖につき移転先の1つ  三重県の真ん中辺りで活動中。身近な訪問先や四季の風物を撮影し発信します

Tiktok連動 下之川散策

古里散策+参拝+史跡

津市美杉町下之川地区

2024年2月11日

 仲山神社のゴンボ祭りは正午過ぎに終了、時間が出来たので下之川地区のその他の寺社等巡ります。参考にするのは坂本幸さんの美杉村見てあるき等。

1、角(つの)原地区 地方の散策で困るのは地名がわからないこと。特に小字(あざ)以下がちんぷんかんぷん。だが理解するには避けて通れない。

 角原地区は下多気(たげ)と下之川を結ぶバイパス道の麓側にあたる。バイパスに並走して美杉古道 多気峠が通っている。でその道沿いに大嶋内蔵頭墓(北畠家家臣)の石仏があるという。

 予めストリートビューでざっと見たけれどストリートビューはポイント間が飛び飛びで見逃すこともある。やっぱり現実に歩いてみるのが一番。

 で石仏を一体見つけたんだけど、それが大嶋内蔵頭墓と思っていたんだけど挿絵と見比べるとなんか違う。まだ他に石仏がありそうだ、保留。

2、戸木(へき)地区 戸木橋付近が映画のロケ地になった場所、橋から上流側が戸木地区だろうと思う。

 ぐるっと山を廻って隣の谷に降りるルートなので逆回りに行く。

 はじめにヒストリーパーク塚原キャンプ場に入っていく。冬季は休業なのか閑散としている。

 キャンプ場最奥から峠を越えて下っていく途中に伝塚原卜伝屋敷跡あり。剣豪の塚原卜伝が一時期ここに滞在し、北畠具教公に剣術指南したと云われる。植林が伐採されて明るい。道幅は狭く対向したら一大事だったが来なかった。

 集落側の一番上に大日如来碑、もう一段下って極楽寺というお寺。普段は無住寺と思いますが縁日なのか駐車場に入れないぐらい人が集まっていた。

 戸木上広に槙平の玉石というスポットがあるらしい。探してみたが見つからない。ここも保留。

 素朴舎はカフェ? 前回のゴンボ祭り以来だから4年ぶりか、外観だいぶ変わってた。

3、不動之口地区、ヒストリーパーク塚原からまたひとつ隣の谷筋。不動之口の入口には石御堂窟(いわや)の祠があります。

 不動之口川を少し遡ると敬雲寺、無住寺ぽい。が川を渡って対面を登っていくと鳥居があり富士講の幣竿が立っています。更に奥へ、これがかなり深い。山越えちゃうんじゃないかというぐらい登って大師堂、行者堂、不動堂があります。更に奥があって、奥の院不動堂、涸れた滝、籠屋があります。今回最大の発見か、地元の人には知られた場所でしょう。

4、飯泉寺と金生(かのう)大明神

 不動之口からまた少し北上し中村地区、狭い路地に入り奥へ、田舎で路地に入っていくと人んちの庭に着いたり行き止まりだったりが多くて迷う。で転回できないとか。

 飯泉寺、縁日なのか人多し。梅の木がありだいぶ咲いていた。

 境内に金生(かのう)大明神の祠あり、お寺なのに大明神 ? と思ったがこれが元々の仲山神社の主祭神だったという。外観が仏像の姿だったので明治の神仏分離令で廃棄されるところだったのを飯泉寺で預かった。

5、三谷地区 真福寺

 真福寺の前辺りの水田が富田遺跡だった場所で、今は耕地整理で跡形もない。

 真福寺には様々の逸話と秘仏あり。本尊の千手観音は年明けの初午の日にのみ御開帳される。過ぎていて見逃した ? 

 地蔵堂の地蔵様は川を流されてきたのを自ら歩いて岸に着いたといわれる。

6、西念寺 無住寺 特に史跡ではなかったが勢いで行ってしまった。参道が狭く急坂で崖っぷちで怖かった。途中で帰れないから上まで登り切るしかない。(車)地元の人は平気なんでしょう。

7、太作(たいさく)地区 大敬寺

 マップは大敬寺だけど行ってみた扁額は大教寺になっていた ? 

 ここも途中狭いところを通ったり。

 お寺のとは限らないがたくさん猫がいました。

 御本尊の阿弥陀如来は元は戸木(へき)の金剛宝寺にあったが織田信長軍に焼き討ちにされ逃れてきた。手に乗せていた宝珠が槙平の玉石と云われる。

8、下之川地区を一通り巡ったのでバイパス越えて多気(たげ)へ、北畠神社 赤い馬酔木の花が咲いてた。

9、道の駅美杉で記念切符をもらう。

10、再び下之川へ戻り篠が広、八手俣を通り帰る。かかし村はもう無い。

11、篠が広から下流に向かう切り通しに祠群がある。

12、集落を越えて次の切り通しに山の神群がある。

 祠群は集落の下の口と上の口に設けられることが多い。

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