centropygeflavissima's blog

ラインブログ閉鎖につき移転先の1つ  三重県の真ん中辺りで活動中。身近な訪問先や四季の風物を撮影し発信します

古里散策シリーズ 津市一志町井関 とことめ温泉前の花畑 読みの外れたひまわり一回目 2019年8月9日

    tubeに動画を上げました。
 上げようか躊躇しましたが、思惑通りに事は運ばないということもあるという記録。
00:00 「高野団地」の中を通って市営入浴施設「安らぎの湯 とことめの里」へ。
 「とことめ」は「常処女」と書いて伊勢の斎宮と都を行来していた斎王の一行に加わっていた「吹黄刀自」がこの近くで詠んだ万葉集の和歌が由来となっております。
十市皇女伊勢神宮に参り赴(おもむ)く時に、波多(はた)の横山の巌(いはほ)を見て、吹黄刀自の作る歌

河の上へのゆつ磐群(いはむら)に草むさず常にもがもな常処女(とこをとめ)にて(万1-22)

【通釈】川のほとりの神々しい岩々に草が生えないように、変わらずにいてください、いつまでも若い乙女のままで。

【語釈】◇波多の横山 三重県一志郡(現在は津市)一志町の山というが、現在のどの山にあたるかは不明。◇ゆつ磐群 神聖な岩群。「ゆ」は神聖であることを示す語。「つ」は連体助詞。

【補記】天武四年(675)二月、十市皇女伊勢神宮に参詣した時、「波多の横山」の大岩を見て作ったという歌。十市皇女天武天皇の皇女であり、壬申の乱で同天皇に敗れた大友皇子の妻でもある。」(http://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/sennin/huki.html から引用)
00:28 右手に「一志中学校」
01:00 「とことめの里」駐車場
01:15 遠目に咲いていないのが見えたのでどうかと思ったけれど近くに行ってみる。この地方でひまわりは、通常春に種を撒いたなら7月初旬に咲き始め、末迄に咲ききって種になります。しかしここでは毎年成長が遅くて、(多分蒔く時期を遅らせているんだと思う)お盆頃に満開になります。
02:20 苗は植わっていて育っているけれどまだ蕾すらない。昨年よりも更に遅れている感じでお盆に間に合わないんじゃないかと危惧します。人の手で自然をコントロールしようとしてもうまくいくとは限らない。
03:00 花の無いgreen fieldを歩く。
07:54 外縁に廻っていく。オシロイバナ
08:22 夕空 さっきまで「幻日」が出ていた日でしたが既に見えなくなり、太陽の前に大きな入道雲があるので光条が何本も上に伸びて旭日旗のよう。
09:56 白い花の樹はミズキ
10:10 ピンクの鞠状の花 綺麗だけど名前はクサギ。汁が臭いらしい。
14:25 遊歩道を何周もウォーキングしている方々。壁にコスモスのレリーフがあるのは、ひまわりが終わった後で全部起こしてコスモス畑に植え替えるのです。むしろコスモス畑の方がメイン。
15:30 セミがら 夏の風物
15:40 ヘクソカズラ 可憐な花だけどやっぱり名前が酷い。
19:00 「とことめの里」温泉にはお年寄りを連れてきてお風呂に入れてあげる介護サービスの車が頻繁に出入りしています。
19:30 駐車場へ 開花には後10日位掛かりそうなのでまた来ます、がお盆頃に台風が来そうで影響が心配。
23:00 寄り道して買い物。「げんきんどう」は服飾と雑貨がお安いお店。隣に食品の「ぎゅーとら」。


ですがここを見たのは終わった後最近の事。