centropygeflavissima's blog

ラインブログ閉鎖につき移転先の1つ  三重県の真ん中辺りで活動中。身近な訪問先や四季の風物を撮影し発信します

インスタ連動 大井神社弓引き神事

古里散策+参拝+行事シリーズ 津市一志町大仰(おおのき) 大井神社弓引き神事 2023年1月8日早朝
 毎年恒例の正月行事となります。大仰(おおのき)地区は初瀬街道が通っていた宿場町。大蛇妖怪が現れて村を荒らしていたのを民草が弓矢で退治した故事に倣い、4つの小字集落を代表する4名が2射2周計4射ずつを行ってその年の収穫等吉凶を占う。
1、雲出川河畔、大仰有料橋跡と常夜燈。常夜燈は電球が入れられ今も毎晩点灯しています。有料橋跡というのは実際の橋ではなく、江戸時代橋を掛ける事を禁じられていたのでこの地で自力なり雲助人足に賃金を渡しておぶさって川を渡っていたという史跡。事故や病で亡くなる人もいただろう。
2,3、参道石段、1月第2日曜早朝と決められていますが部外者には告知が無いので行ってみないとやっているかわからない。
4、拝殿前に火が焚かれ人が集まっています。
5、弓矢も神事前にお祓いを受けます。
6、射場
7、まと
8、射手が見る景色、各地に弓引き神事あれども暗いうちに行われるのは珍しい。今はライトで照らしていますが昔は篝火の明かりだったのだろう。前日昼間に練習会がありその時は良く当たっても、本番では暗くて緊張もあってちっとも当たらないと皆嘆く。
9、射手は通常若い人から選ばれますが、前日練習していた人が熱出したということで急遽年配の人(多分父親)や白髪の人(後継者不足)が射手役を勤めます。ここにも少子高齢化の影響。
10、弓引き神事が終わる頃夜も明けてくる。このあと古札類をお祓いして後焚き火にかけてお焚き上げします。
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