古里散策+蛍観賞+銀河 津市一志町某所 2022年6月8日
同日榊原温泉の蛍灯会場へ行き、イルミネーションには満足でしたが生蛍はよく撮せなかったので(見るぶんには充分だけど距離がある)、別の場所でまだ行ける所へあてもなく移動。
以前蛍の看板が出ていたのを思い出して行ってみた。結果いましたが通うにはやっぱり離れているかな。途中の道には鹿もたぬきも出ました。
地元の人なら景色であそこか~と判ってしまうかもしれません。
到着が21時頃で活動のピークを過ぎていましたがまだ舞っていました。経験的にどこの蛍もそうですが20時〜21時頃によく舞い飛びます。それ以降は居ない訳じゃないけれど葉上に留まって休んでいるのが多い。だから0時頃に舞い飛んでいるという記述を見ると眉唾だなと思う。
梅雨前の貴重な晴れ、月が半月で割と明るい。月の明るさも蛍の数に影響します。(明るいと減る)
銀河は22時過ぎに登ってきました。蛍の活動ピークと銀河の出る時間にズレがあります。銀河と蛍の舞いが同時に写った画像というのは合成の為せる技です。
よくどこそこの星空は綺麗と画像をつけて紹介していますがその画像は1000%カメラの性能と撮影後の画像処理によって作り出された現実には観えていない星空です。
町境界を越えたら急に星空が綺麗になるというものではありません。手前の町でも見えている星空はたいがい同じものです。もしここならではの星空という言い分が通るなら、もっと山奥にある例えば吉野天川曽爾の人に「こっちはもっと綺麗なんだけど~」と笑われていることでしょう。だから画像に釣られて画像と同じ星空が裸眼でも見えると勘違いして現地に行ってからがっかりしないように忠告しておきます。
盛り盛りの画像は作成者(撮影者?)は称賛されたとしても撮影された場所の評価を上げない。行ったことが無いような遠方の人は騙せたとしても行った人にはそうじゃないのがばれるから。やがては残念名所のレッテルを貼られる可能性さえある。画像と同じぐらい綺麗と思わせるのは容易い事ではない。