centropygeflavissima's blog

ラインブログ閉鎖につき移転先の1つ  三重県の真ん中辺りで活動中。身近な訪問先や四季の風物を撮影し発信します

古里散策シリーズ 津市榊原町 船ヶ谷池周辺 2022年1月9日

船ヶ谷毘沙門天の新春大祭の日ですが、早めに終わってしまって空いた時間に船ヶ谷池周辺を歩きました。
 船ヶ谷池については15年程前に書かれたサイト「榊原地元学」http://www.za.ztv.ne.jp/kouminkan/teiki/jimoto.html
がかなり詳しい。年月が経って防獣柵が出来たり新鉄塔が立ったり変化もありますが変わらぬ古蹟もあります。その中で弁天祠という石祠の場所が判らない、散策がてら探してみる。
 船ヶ谷毘沙門天の向かい、水田挟んで対岸に庚申さんの祠、水仙群落に囲まれています。(写真はダイジェスト版の方に)
 谷の入り口に昔は無かった防獣扉、鉄塔建設絡みもあって立ち入り制限がありました。(工事は終わっている)
 谷を奥に入って行く。堰堤を登ると船ヶ谷池の水面、寒い日だったので氷が張っています。ダイジェスト版で上げた氷上を歩くハクセキレイはこの時見たものでした。
 池端に地蔵様、不明の石祠、改修記念碑、これらは昔からのもの。毘沙門天も以前はこちらにありましたがグリーンロード開通に合わせて道路際ヘ移転した。
 斜面から転がり落ちてくる岩石群を見ると化石のような痕跡が見えます。榊原では射山(いやま)神社裏の貝石山が化石の山と知られていますが、そこだけに限らず安濃から一志にかけて広範囲にかつての海底で化石の出土する地層が横たわっています。
 船ヶ谷池の奥、土橋で別れた小池があります。土橋渡った岬の辺りに変わった松林があります。木の高さも高く松ぼっくりがやたら大きい。葉のつき方が日本なら二葉ずつだがこれらは三葉ずつ付く。榊原地元学の中では「米松(ベイマツ)」と呼ばれています。品種から違うようです。アメリカ原産の苗木を植えて今大きく育つ。詳しい方によると「テーダ(タエダ)松」という松らしい。
 弁天様の祠はこの辺と思ったけれど見つからない。写真から周りが松、日当たり良い、斜面の際等読み解くけれども、15年前だから倒壊した、移転した等の可能性もあるか ? まだ探せていない場所があるのか ?
 池の縁のルートには無し、上に登って稜線ルート、にも無し。新しい鉄塔の根本迄行く。この鉄塔はかつてのゴルフ場で跡地に建設されたメガソーラー発電所から送電するため新たに建てられたもの。
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