ガチ探検シリーズ
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更に数百m降り谷川と交差すると、「不動明王参道」の石板。
ここからは歩いてコンクリート舗装の参道を200mほど登る。水が常に流れていて滑りそう。冬は凍結するでしょう。
突き当たりに割と大きな祠が建てられ、何体もの不動明王様が祀られています。昔の写真を見ると川を跨いで祀られた明王像がありましたが今はありません。おそらく過去の台風で倒壊流出してしまったのでしょう。参道周りの山も倒木や瓦礫が散乱して水害の爪痕を残しています。
が今日はそれもスルー、目指すのは更に奥にあるという不動滝。祠の前にも小さい滝はありますがそれではありません。
祠より30mほど手前に尾根に登る山道、登ると祠の裏手上段を抜けて川の上流側に出ます。
かつては道がついていたようですが水害の爪痕で途切れたり埋まったり、臨機応変に沢を渡り岩をよじり崖を伝って約200m、大変な苦行。
滝マニアの先人のブログを見ると10分位で簡単に行けるように書かれていますがとんでもない、鵜呑みにするものではありません。その時は簡単だったのかも知れませんが今は水害で全く一般人を寄せつけない場所になっています。
靴を濡らし手、膝は泥に塗れて一歩一歩足の置場を選びながら…30分近くかかってようやく滝の前へ。落差20m以上の立派な滝でした。
しばし鑑賞の後帰路、これがまた大変。来た通りになぞらないと行き詰まって引き返す事が何度も、日も暮れてきました。