古里散策+史跡+お花見シリーズ 津市白山町川口 瀬戸ヶ淵公園 2023年3月22日
美杉方面に行く途中の早朝に、通り道なので寄り道。
1、河津桜の1本木、だいたい葉が出てきて見苦しくなるものですがここは他の場所より花期が長い気がする。
2〜4、瀬戸ヶ淵は白山町の町名由来となった白鷺伝説と藤原千方がここで討たれた千方伝説の舞台。
千方は反朝廷の豪族として吉野〜名張伊賀〜一志白山まで広く支配し伝説を残した。配下の隠形鬼というのが忍者の元祖とも云われる。
朝廷方の将 紀朝雄(きのともお)が花見の宴を開いて和睦しようとの計略を用いて千方をおびき出し討ち取った。
もちろん桜は代替わりしダムなど出来た関係で水位も変わり当時の様子とは変わっているが…
5、ソメイヨシノももう開花した。早いな。
6〜、白鷺伝説というのは、円乗坊珍徳上人という僧(神仏混淆であったので修験道の山伏でもある)が、夢に加賀の白山神社の菊理媛神が現れて伊勢の近くに移りたいと告げられたので、単身加賀に旅し御神体の御幣を授かって帰ってきた。瀬戸ヶ淵のこの公園の対岸にあたる場所で腰を降ろし休んでいると御幣が7羽の白鷺に変身して飛び立った。白鷺が着地した7ヶ所の土地を探し出してそれぞれに白山比咩神社を建てた。これが今の津市白山町を中心とする地域であったことから町名を白山としたというもの。
10、公園の奥の方までソメイヨシノが植えられ、川岸の奇岩景勝などもっと評価されてもいい場所だと思う。
もうすぐ無くなるのでアドレス集を毎回載せます。
(以前変な人の攻撃を受けたので鍵アカウントにしました)
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