centropygeflavissima's blog

ラインブログ閉鎖につき移転先の1つ  三重県の真ん中辺りで活動中。身近な訪問先や四季の風物を撮影し発信します

ダイジェストじゃない初詣シリーズ 津市榊原町 式内射山(いやま)神社と長命水 2022年1月1日 + 2017年秋の貝石山探検

ダイジェストじゃない初詣シリーズ 津市榊原町 式内射山(いやま)神社と長命水 2022年1月1日 + 2017年秋の貝石山探検
 元旦の参り納め、七白山巡りを主に進めてきましたが一旦離れて榊原温泉に移動。
 温泉街の神社、式内射山(いやま)神社。
度々訪れるお馴染みのやしろ。
 駐車場からお参りは始まっている、隅っこに何気なく置かれた石も山の神。
 境内に移動、道路が狭いので塀の内側を通れます。道路向いに長命水。
 縁結びの社とか松尾芭蕉ゆかりの社とかいろんな側面があります。社紋は源氏車、スポーク ? の数等にバリエーションがあってここは7本の軸が出る七本源氏車。
 榊原といえば戦国武将榊原氏発祥の地でもありますが、徳川家に仕えた榊原康政はこの地を離れて三河に転居した子孫にあたる。その紋所は源氏車に六角形の枠等アレンジを加えたオリジナルなもの(榊原源氏車)になっていて七本源氏車とは違ってきています。
 元旦の参拝自体はそそくさと済ませて尺が余るので、過去画像追加。
 射山神社はこの地に遷座して400有余年、天正年間ですから戦の絶えなかった頃。その前は背後の貝石山山頂近くにありました。その神社跡地〜貝石山山頂に登ります。
 10年程前、河鹿荘が営業中だった頃は裏山の竹林を抜ける道が整えられていて神社跡地迄楽に行けたようですが、河鹿荘が潰れてから道が荒れ放題に。更に数年前竹林が総枯れを起こして、数十本の太い倒竹が道を阻むようになってからは誰も行こうとしなくなりました。再整備して通れるようにする動きもあるようですが、あの大量の倒竹を片付けるのは容易では無いと思われ。
 かつての参道の痕跡を頼りに進む。倒竹を跨いだり下潜ったり面倒くささMAX。石段も新たに生えてきた竹に崩されたり埋まったりと、何処が道だか斜面だか判らなくなってきた。
 中段に立派な石垣、この上に観音堂がかつてあったそうですが、ここにも大量の倒竹が積み上がって近寄れない。
 更に登る事数十m、何か構造物が見えてきました。石造十三重の塔と蕉祠之地の碑、ここがかつての旧射山神社跡地ですか。山の稜線迄あと数mという位置です。やれやれ。温泉はかつてここから湧き出していたと言いますが本当かな ?
 もうひと登りして稜線に出ると小祠あり、おそらく大日如来でしょうか。その近くに貝石山の山頂プレートが2枚程付いていましたが明らかに山頂という場所ではないのです。
 過去に登った先駆者も何処が山頂か迷ったと思われ、この貝石山にはあっちこっちに山頂プレートがつけられているのです。
 小祠から稜線上を高い方へ登って行くと山頂ぽい小ピークがあります。杭も打たれていますが只の境界杭で山頂ではありませんでした。
 一旦下り北奥の隣の峰へ、途中倒木であるきにくい。峰に着くとこっちの方が高そう、ここにまたプレートがついています。文字が消えて読めない。更に奥20m程にまたプレート、これは読める。ただし地図とGPSを見比べていくと最高点は更に20m程右奥のゴルフ場との境界線上にあるんですよね。そのへんは工事で地形も変わっているだろうから曖昧です。
 登りの悪路に辟易したので帰りは別ルート、稜線越えた裏側の谷筋を下りていきます。落ち葉が積もって滑り易い所もありますが陽も射して歩きやすい。
 途中道が切れて崖に出る所もありますが、その難所を越えれば谷底に下りて平坦なルートで舗装路に出てきます。後から来る人ははじめから裏側ルート経由をお勧めします。
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