アサギマダラのマーキング調査のお話
今年も何度か出掛けて沢山のアサギマダラに会いました。
ところで同好の方々、アサギマダラの中に羽根に文字を書き込まれた個体が混ざっているのを見つけたらどうしていますか ?
旅をする蝶アサギマダラの生態はマーキング調査によってわかってきました。私共一般人は飛来した蝶を眺めたり撮ったりして楽しむところで終わり、マーキングされた個体を見つけても対処がわからないものです。
過去撮った写真の中にマーキング個体が写っていても自分のアルバムに眠ったまま、それは勿体ない。ちょっとしたきっかけがあれば調査に協力することもできます。 例えばマーキング個体の写真を撮っても何処に連絡すればいいか解らない。全国にまたがるネットワーク組織の存在があまり認知されていないような。私が辿り着いたのはFacebookグループの「アサギマダラ マーカーの広場」というものでした。このグループに参加して撮った写真を見ていただき、はじめの記入者に認知していただいたり連絡つけて頂いたりできるようになりました。
津市は中継地、この後海を越え沖縄台湾もっと先まで飛ぶと考えられています。羽化してからの寿命は平均4ヶ月程、どうか無事にゴールまで飛んでほしいものです。