ちょっと遠征 お花見+参拝+ガチ探検シリーズ 伊勢市横輪町 横輪桜の郷その他 2021年4月8日
成果が少なくボツにしようか迷いましたが失敗の記録として上げます。
横輪桜は花が普通の桜の3倍くらい大きく、葉が同時に出てくるのが特徴。新品種に認定されました。
ここ数年通っていたけれど、距離が離れているので行きなおしが効かない。ソメイヨシノよりやや遅咲きというけれどほぼ同時です。よって散り際にやっと行ける事が多かったんですが、今年は全国的に回転が早くて見事な葉桜を見る事になりました…ぐぬぬ。駐車場まで閉まっていたのには参った。
ここまで来て手ぶらで帰るのも癪なので、足を伸ばしてみましょう。横輪は平知盛が落ち延びてきたという平家落人伝説の地。変わった桜が産まれたのも交流の少ない隠れ里ゆえの事だとか。
道があやふやだったり小滝が次々現れたりで飛滝がどれかよく解らない。これかなと思った滝は帰ってから調べたらまだ手前の滝でした…ぐぬぬ。
この先道は無いと確かめたつもりでしたが甘かったようです。メジャーじゃない滝は台風後に道が崩れたり滝自体が変わってしまったりする事がよくあるので、先駆者の方も同じ誤認をしていたのでと言い訳しつつ、またの機会の宿題ですか。
飛滝(未踏ですがその時点では見たつもり)から戻り、更に進むと新しめの福の里地蔵。平成年間の造営か ? 広場に上がって驚いた。すごい数の地蔵集団。
ここでかろうじて残っていた横輪桜も観れました。無駄足では無かった。
webを頼りに近い所を探す。鷲嶺水穴とオベオベの滝ヘ、また脇に入って林道を行く。唐突に現れる石仏群、廻国供養塔と六地蔵です。周りを見回すとかなり離れた谷向かいに墓地がありました。普通墓地の敷地内にこれらは建つと思いますが何か理由があって離しているのか ?
林道終端で川が二股に、一方が鷲嶺水穴ヘ、もう一方はオベオベの滝ヘ。オベオベの滝には落武者の霊が「おべ、おべ(背負って麓に連れてって)」と迫ってくるという怪談があるので後回しにして鷲嶺水穴ヘ。
入口の案内板に書き込まれていて悪い予感、500mが1kmに直されている。
2度めの渡渉後、道が崩れて曖昧に、木に巻きつけられた黄色テープを目印にゴロ石倒木を乗り越え進む。体感では1kmもとうに越えていると思う。
目印テープってここでは正解でしたが関係無い林業関係のテープだったりすると迷う原因になります。錫杖ヶ岳、矢頭山はそれで間違えた。
しかしあと少しの所で目印テープが途切れてお手上げ、近いという予感はありましたが当てずっぽうに進んで遭難したら目も当てられない。泣く泣く引き返す。
帰ってから調べたらテープの途切れた所から沢を離れて登り、100m圏内にはあったようですが初見で道の辿れない状態で解るわけ無いよね。ここもまたの機会という事ですか、多分台風で崩れたんでしょうが道の整備と目印設置をお願いしたい所。
