centropygeflavissima's blog

ラインブログ閉鎖につき移転先の1つ  三重県の真ん中辺りで活動中。身近な訪問先や四季の風物を撮影し発信します

部屋キャン△…というほどではないけれどテント拡げてみた。2020年9月

    tubeに動画を上げました。
 ここでテントを出したのは避難生活を想定して、というのは大げさですが本当にそうなるかもしれないので、流行に乗せられて買ってみたものの一度も組み立てて無いのも拙かろうと、実際に組めるか、使用に堪えられるか確かめてみます。
 テントといっても初めからキャンプするぞっと決めて持っていく装備と、泊まらないつもりが足くじいたり天候急変で身動きとれなくなる緊急ビバーク装備では全く違います。
00:00 まず緊急ビバーク用テント、テントといっても実態はペラペラのアルミ蒸着シート、一人用ブランケットがよく売られていますがそれを3人まとめて入れるぐらいの大きさにして筒状に貼り合わせたものです。まさに雨風寒さを凌いで夜をやり過ごす事に特化しています。確かに畳めば嵩張らない、リュックに常備できます。しかし使う時はどうか、厳しい環境下が想定されます。強風や土砂降りの中拡げるのがまず大変。そよ風でもへしゃげるやわさです。普通のビニールシートよりは遥かに強いけれど、それでも整備されていない露地の尖った石や棘に当たれば穴もあくでしょう。
 という訳で購入後改造を加えました。農業用のビニールハウス補修に使う強力テープを裏打ちとして貼りました。床にあたる面には全面、壁にあたる面は格子状、重量と嵩が増えますが継続使用する気なら致し方ない。
02:20 柱になるステー等ついていないので、立てるには天辺にパラコード一本通して近くの木等に結わえつける。ここでは後から自分で着けたタブの穴を通していますが筒の中に通した方が安定します。地面の4〜6点もコードで引っ張ってペグや木に留める。適当な木の棒や登山用の杖で柱を立てるとかになります。両サイドが開いているので洗濯バサミ的な物で閉じて雨風を防ぎます。
04:25 実際拡げて入ってみるとかなり広いです。が閉じしろの取りようで脚を伸ばして寝れなくなります。緊急ですから贅沢は言えません。素材が素材ですからそよ風でもバリバリうるさい音が出ます。
07:40 先のアルミシートテントを片付けて(畳むのも結構手間)次なるはまったりソロキャン△用テント。組むのは初めてなので説明(英語)見ながらです。
08:00 別売りのシート、タープにもグラウンドシートにも使える…ちょっと小さかったな !
10:00 テント本体、最低価格帯です。その下にワンタッチで拡がるやつがありますがそれよりは骨があるのにしました。
10:40 インナーとアウターに分かれています。インナーを拡げて置く。
13:40 ステー、折りたたまれているのを伸ばしてインナーの穴にはめる。
18:30 インナーについているフックをステーに留めていくと自立する。
19:00 細くなっていますが地面側6点張ってペグ打ちするともうちょっと横に広くなります。今は省略。
21:20 アウター、裏表前後ろを間違えないように被せてバックルを留めます。
24:40 出入りはサイドのファスナーを開閉します。
26:00 中に入ってみます。一人がぎりぎり脚伸ばして寝られる広さです。実際は床マットと寝袋も入ります。リュックやカメラバッグは置けないかもしれません。厳冬期には厳しい保温性と思われますが、その時は先のアルミシートテントを中で被ったり冬用の寝袋を用意したりになるんでしょうか。
 縫製が怪しかったりファスナーがすぐ壊れそうだったり不安材料はあるけれどとりあえず使えます。