centropygeflavissima's blog

ラインブログ閉鎖につき移転先の1つ  三重県の真ん中辺りで活動中。身近な訪問先や四季の風物を撮影し発信します

古里散策+ぷち探検+イベントシリーズ 津市美里町高座原(こうざうら) 山の神神事 (実況動画版) 2020年1月5日

     tubeに動画を上げました。
 経ヶ峰登山の折、林道を通って平常時の「山の神祭場」を傍らから見ました。山の神神事は三が日を除く正月最初の日曜日早朝暗いうちから執り行われます。どんな様子だろう、と興味を持ちます。先達の方がブログに紹介されていた事もあります。でもやはり自分の目で見てみたい、暗い中知らない場所に行くのは勇気がいりましたが一度きりの覚悟で向かいます。
00:00 高座原集落の近くまで暗い中走って来ました。集落内の道は狭いので奥まで入るのは控えて手前で停められる所を探しています。
01:00 結局集落入口の県道脇に停めました。祭場は集落の最上部です。ここから歩いて行きます。
01:20 ヘッドライト点灯しています。明かりが灯っている家もありますが静かです。(既に祭場に行っていると後で解りました)
02:30 過去経ヶ峰登山で通っているから少し土地勘がありますが初めてだったら迷っているでしょう。
03:34 途中にある地蔵様に挨拶
04:13 東の空に茜差す
05:15 「万度さん」の祠、拝んで先に進む。
08:30 森に入ってきましたがまだ明かりも見えず、日を間違えたかもという不安。
09:30 人が居ました ! 怖くなってきた所でしたが一安心。
10:40 車で来るのは無理だろうと思ったのですが、地元の方々の軽トラがどんどん登って来てずらりと並んでいます。
12:10 祭場到着、火入れ前で、禰宜さんが祝詞を上げているところです。
18:15 禰宜さんに続いて地区の代表の方々もお参りします。
25:00 いよいよ火入れです。が前夜雨が降ったのでなかなかつきません。
28:30 火が勢いづいてきました。こうなったら途中で止められません。立ち上る焔は上を覆っている立木の枝を焦がすほどです。
32:00 輻射熱が凄くて焔に近づけません。風向きが変わる度人々が熱に追われて移動します。焔の周りで餅が配られ、それを食べれば一年無病息災とされます。
38:40 人々が善の綱に取り付いて鈎引きの体勢に入りました。
39:00 代表の掛け声 (これは土地によってそれぞれ違う)
39:30 綱引きのように善の綱を焔に向けて引っ張り込みます。ちぎれた綱をそのまま焔にくべます。
42:30 焔の勢いは益々盛ん、数時間は燃え続けます。気がつけば夜が明けて見上げた空が白い(天気はあまり良くなくてみぞれかあられが降ったりやんだり)
48:30 来訪者の私にもお餅を振る舞ってくださいました。
52:40 周りの様子もよく見えるようになってきました。まさに山の中、周り燃えやすい木だらけの中での行事です。緊張感があります。歩き回って暫し撮影。
64:40 大きなイベントは済んだのでぽつぽつと帰る人が出始める。当番の人は火が消えるまで居残りです。
95:30 篝火の矢倉もようやく崩れてきました。すっかり長居させて頂きましたが私も帰る事にします。
102:30 降り方が強くなってきました。これで鎮火も早まるでしょう。後で振り返ってみればこの日この地域にも雪雲が流れ込んで来ていて、山の上の方では冠雪したのでした。
105:00 行きにはよく見えなかった坂道を下っていきます。
106:20 帰りも地蔵様に挨拶して
108:14 車に戻り出発、せっかく船山地区の近くまで来たのでちょっと寄っていきます。